ーー古来、生態系における大敵と相対した動物が、本能的に冠べるべき感情は、「恐怖」であった。遺伝子に刻まれた「最善の手」は、決して駆逐ではない。生物種の本文は第一に生存であり、闘争はそのための手段に過ぎない。だが、投槍器<<アトル・アトル>>を手にしたネアンデルタール人を駆逐した我らが現生人類<<クロマニヨン>>の系譜は、「論理」によって闘争を良しとした。考える能力が、それを共有する言語が、本能を抑制しはじめた。
果たして、今君たちの前に「原始的恐怖」が立ちはだかるならば、脳が弾き出す答えは、逃走か、闘争か。
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